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小学生国語読解講座

対象学年、開講曜日と時間、費用について

★対象     小学校5年生と6年生。

★開講曜日  現在は、不定期です。

★時間      90分

★費用     1コマ 2500円+税     

現代の子供達について

現代の子供たちの活字を読む力は、圧倒的に衰えています。どの教科であっても、問題文を読まない生徒がとても多い!
 
もちろん、本人は「読んでいるつもり」。つまり、問題文を視野の中にとらえてはいるのです。でも、ただ眺めているだけ!その文章が語ることをきちんと理解し、何をしなければいけないかを判断出来ていないのです。

それは、「読んでいる」とは言えません。

国語読解講座の意義  「共感性」について

「毎日使っているものだから、自然に学力がつくはず」と思っている教科が、国語。しかし、それは大きな間違いです!
 
「国語の読解」とは、「自分の頭と心を使って、目の前にある文章に、積極的に関わろうとする意欲」、そして、「理解しようとする努力」を求められる行為です。だからこそ、「すべての学力の基礎」となるのです。

しかしそれは、実は子供にとっては、とても難しいことなのです。
 
算数や数学が、自分の頭で、自分のペースで、物を考えていく教科の最たるものだとすると、国語は、その正反対。立ち止まって、他人のものの考え方や感じ方に寄り添う行為であると言えるかもしれません。

でも「子供」というのは、自分の立場で考え、自分のペースで行動する生き物です。特に男の子の場合、女の子に較べて「共感性」が弱いと言われています。そういう男の子に、「共感性」の最たるものである「国語読解力」を自然に身に付けることを期待しても、それはかなり難しいことなのです。
 
国語の読解力は、一朝一夕には付きません。最も学力を上げるのに時間がかかる教科、それこそが国語読解力だと言っても過言ではないほどです。それは、国語読解力が、生徒本人の精神的な成長と密接に関わっているからです。したがって、現実には、「精神的に未発達の生徒に、高い共感性を求めても無駄である」ということも言えるのです。

ただ、「他者の感情や思想に寄り添い、理解しようとする訓練」は大切なことです。そしてその先に、国語読解力の向上があれば、申し分のない成果と言えると思います。

国語読解講座の意義  「文法について」

小学生国語読解講座では、文法も取り上げます。

文法は、実は、日本語に対する理解を深めるためだけではなく、外国語を学ぶ際にも大変重要です。


きちんと外国語を学ぼうとすると、必ず文法用語が必要になります。特に、外国語における記述能力を高めようとするならば、文の組み立てを理解し、日本語と外国語の間にある「共通性」と「違い」を認識することは、とても重要なことだと言えます。


しかし、日本語における文法をきちんと学んでいない状態で、「主語」だ「述語」だ、あるいは「名詞」「動詞」「形容詞」などの文法用語を言われても、「はっ?」となりますし、そこから、外国語に対する苦手意識が生じても、これまた当然なのです。


実際、パニマーニエに来た中学生に英語を教えようとしたときに、「名詞とは何か?」「動詞とは何か?」「主語とは?述語とは?」等、日本語文法が全くわかっておらず、唖然としながら、国語文法から教えたことも、多々ありました。

今、英語教育あるいは国語教育の中で、文法は軽視される傾向にありますが、それは間違いです。


文法とは、母国語であろうと外国語であろうと、語学力の根幹をなすもの。小学生のうちから、時間をかけて、きちんと学ぶべきことなのです。

国語読解講座の意義 「日本語力について」

語彙力、ことわざや慣用句、故事成語の知識、正しい敬語等の「日本語力」は、決して自然に身につくものではありません。


昔は、言葉とは、年長者との交流の中で、自然に学ぶことが出来るものであったかもしれません。でも現代は、世代間の交流が少なくなっています。

また、残念ながら、「無知」を恥ずかしいと思わなくなっている傾向もあります。


「言葉を知らない」ということは、「正しく文章を読めない」ということに直結しますし、「読めない」から「読まない」、つまり、読解力の低下をもたらす大きな原因ともなるのです。これは、見過ごすことの出来ない問題です。


言葉とは、文化の根幹をなすものです。長い年月の中で育まれてきた日本人の美意識や精神性が凝縮されているのが「言葉」です。その日本語をきちんと学ぶことは、とても意義深く、大切なことです。


そこで、小学生国語読解講座では、積極的に日本語の知識を教えます。「子供が、難しい故事成語を楽しげに口にしているのを耳にし、そこから会話が弾んだ」とおっしゃったご家庭もありました。

国語読解講座の意義   「プレゼンテーション力とディベート力」

日本人が不得手と言われている能力、そして今、日本人に求められている能力の中に「プレゼンテーション力」と「ディベート力」があります。


「プレゼンテーション力」とは、自分が良いと信じる物の魅力を、明確に、説得力を持って他者に伝える能力。


「ディベート力」とは、自分の信条は別にして、自分に与えられた役割の中で、自分の正当性を主張し、相手を論破する能力。


どちらも、その礎となるのは「言葉の力」です。


小学生国語読解講座では、この「プレゼンテーション力」と「ディベート力」を向上させる授業も行います。


現在、高校入試にも「集団討論」が取り入れられています。それは、思考力、自らの意見を発する能力、そして意見調整力などが求められている、ということでもあります。

他者の意見に耳を傾けながらも、堂々と自分を主張できるようになること。それは、いつか社会に出て行く子供たちにとって、必ず必要な能力であると言えるでしょう。

まとめ

正直な話、「費用対効果」という観点からすると、国語は「効果が見えにくい受講科目」と言えるかも知れません。短期間で成果が出るわけでもなく、また、成果がいつ、どういう形で現れるのかの予測が難しいのも「国語」です。

ただ、小学生のときに国語読解授業を受講していた生徒のご父兄からは、「文章を読む習慣がつき、言葉もよくわかるようになったので、中学生になったとき、“国語の成績が良くなった”というよりも、教科全般の成績が良くなった」というお言葉をいただいたことがあります。

また、高校受験を視野に入れ、模擬試験を受けたときに、自分が、「実は国語が良く出来る」ということに気付き、それが、成績的にも、また、本人の誇りという面からも、受験全般を大きく支えた、というケースもあります。

更に、学校で、作文の課題を書けなくて困っていた男子が、国語読解の授業を受けることによって、感動的な文章を書けるようになったケースもあります。

中学生になると、どうしても英語と数学、そして定期テスト対策に追われてしまい、じっくり国語力を養成する時間が取れないのが現状です。時間の余裕のある小学生のうちに、是非、国語読解講座で、全ての学力の基礎となる国語力を強化しておくことをおススメします。 

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