Q. 通塾回数の確認は、どうやっていますか?
A.「通塾チェックシート」を、各生徒にお渡ししてあります。同じものを教室でも保管し、それにより、実際の通塾日や、振替の発生状況を確認しています。
Q. 通塾回数の変更は出来ますか?
A. 出来ます。
例えば、小学校低学年のうちは、週1回ではなく、隔週とか、あるいは月に3回などという、変則的なパターンで通塾する生徒もいます。そこから、必要性に応じて通塾回数を増やしていく、というのが一般的です。
また、小学5,6年生の間は、「通常個別授業」「国語読解」「小学生英語」と、週に3回通っていた生徒が、中学生になって部活が忙しくなったので、週2回のペースに変更し、中3生となり、本格的に受験体制に入ったところで週4回の通塾にする、というようなことも、よくあります。
もちろん、定期テスト対策として、テスト前に通塾回数を増やすことも可能ですし、逆に、テスト終了日が通塾予定日に当たっている場合には、その日はお休みし、その分を、テスト前に受講することなども可能です。
Q. 教材は、何を使いますか?
英検、数検、漢検等の問題集も、教室設置教材がある場合には、貸し出しをしています。
全通塾期間中、購入をお願いするのは、高校受験に必要な過去問くらいです。
小学生の補習の場合は、個人差が大きいので、教材と指導方針は、個別に相談をして決めていますが、基本的に教材は、教室設置のものを貸し出しています。
小学生英語講座と小学生国語読解講座も、教材はすべて貸し出しをしています。
今は、書き込み形式となっている教材が多いですが、パニマーニエでは教材を貸与しますので、直接書き込むことなく、ノートに勉強してもらうことなります。すると自然に、ノートの書き方が上手になる傾向があります。
Q.宿題は出ますか?
ただし、各生徒の状況や個性を無視した宿題内容や、宿題量を課すことはありません。
家庭学習は、学力の基礎ですので、宿題はたくさん出したほうが良いとも言えますが、多すぎて、嫌になってしまっては逆効果です。また、学校から出されている課題の量とのバランスも重要です。
宿題に関しては、できるだけ生徒本人と相談し、しっかりやりきれる内容と量にとどめるよう、配慮しています。
また、ご家庭において、生徒本人が積極的に宿題に取り組めるような環境作りとサポートを、保護者の方にお願いしています。
Q。持ち込み禁止のものなどはありますか?
携帯電話等を持ち込むことは可能です。ただし、教室運営の妨げとなりますので、入室時に電源を落とすように指導しています。通塾時間帯における生徒への連絡は、教室にお電話下さい。
飲食物に関してですが、熱中症予防等の観点から、飲料の持ち込みは推奨しています。ただし、甘味料を一切含まないものに限らせていただきます。理由は、お茶やお水ならば、飲料を持ってきていない生徒のために、教室で用意することも可能ですが、甘い飲み物の用意はありません。他の生徒がうらやましがるものの持ち込みはご遠慮いただくのが、パニマーニエの方針だからです。
食べ物についてですが、長時間に渡って授業を受ける場合など、おにぎりやサンドイッチ等の軽食の持ち込みを許可しています。ただし、この場合も、上記と同様の理由により、甘い食べ物については、極力ご遠慮いただいております。
お菓子等の持ち込みは、かばんから出さない限り、可能です。かばんから出した場合は、「教室への差し入れ」とみなし、没収の上、当日に出席している全員で、ありがたく山分けさせていただきます。
Q. 教科を選んで通塾することは出来ますか?
一般的には、特定の教科に不安を感じて、パニマーニエを訪ねて下さるケースが多いですね。したがって、「算数をお願いします」「英語をお願いします」など、受講科目を選択しての入会となるケースが多いように思われます。
ただ、実際に入会し、通塾を開始してみると、当初の選択科目にとどまらず、他の教科の勉強にも必要性を感じ始めるようです。パニマーニエからも、よく、「他に困っている教科は無いですか?困っていたら、遠慮なく持ってきて下さいね!」と声を掛けるようにしています。その結果、主要5教科はもちろんのこと、美術や音楽まで、パニマーニエでテスト対策をすることがあります。
もちろん、時には、さすがに対応しきれないこともありますが、それでも出来る限り「ノー!」と言わず、全力で、生徒達の学びのサポートをする。それが「手づくり塾パニマーニエ」です。
したがって、単科受講も可能ですが、最終的には、学業全般をサポートする形での通塾となるケースが一般的である、とお答えしておきます。
Q. 入会に期限はありますか?
中3生は、入試から逆算して年間カリキュラムを組みます。特に都立高校受験に向けては、秋から理科と社会に力を入れていかなければなりませんので、数学と英語は、夏休み中に、中3の学習内容を一通り学んでおいてほしいと考えています。
また国語は、夏期講習中に都立受験に対応した授業を組み、集中的に学力アップを図ります。
したがって、都立高校合格を目指すなら、ぜひ、夏期講習からご参加下さい。
Q.「一対複数」の授業では、指導の手厚さに不安がありますが、本当に大丈夫?
A. 確かに、「一対一」や「一対二」の授業のほうが、手厚い指導が受けられます。
例えば、毎日自宅で3時間の自律学習ができ、たくさんの質問を抱えて塾に行きたいと考える生徒にとっては、「一対一」や「一対二」の授業のほうが効率が良いと言えると思います。
ただ、逆に言うと、それだけの能力のある生徒ならば、学校の授業を受け、教科書を読み、不足分は参考書の力を借りれば、自力で問題集をこなし、それに伴った実力養成も可能である、と言えるのです。
したがって、より高度な問題に対応するために集団塾に通い、そのかたわら、少し、理解に時間がかかる分野においては、個別指導を受ける、というのが最も効率的な学習方法と言えますし、その場合の個別指導は、やはり、「一対一」や「一対二」が最適だと思われます。
一方で、学校の授業や問題集の中に、既に「わからないところがある生徒」の場合。
どうしても、自力では理解しきれないところがあるからこそ、補習の必要性を感じて、塾を探し始めるわけですが、しかし、「わからないところがある生徒」の多くは、実は、「どこがわからないかもわからない」状態で、その結果、自分で考える努力を放棄しているケースが多いのです。
したがって、問題集をやっても、肝心の、間違えたところやわからないところは、解答を写して終わりにしてしまい、なかなか、「出来なかったところこそ、なんども復習して、自力で出来るようにする必要がある」という発想にならないのです。
そういう子が、「一対一」などの手厚い指導の塾に行った場合、目の前に教えてくれる人がいて、聞けばすぐに教えてくれるとなれば、自分で考える前に、とにかくわかる人に聞いてしまう。そして、教わったことによって、問題が解決したものと思い込んでしまう、という、いわゆる「教わり上手」になってしまうのです。
しかし、「教わること」と「自力で出来るようになること」とは、似て非なる別物です!
自分の力だけで問題に向き合い、そしてそれを解けるようになるには、「まずは自分で考えさせる」。次に、「解法へのヒントを与える」。そして、「試行錯誤をする時間を与える」という、自立を促すような指導をしていく必要があります。加えて、自力で解けるようになるまで、何度も復習をすることが大切です。
こういう指導をする場合、あまりにも手厚く生徒に寄り添うよりも、「少し距離を置いて様子を見ながら、必要に応じて手を差し伸べる」という授業形態、つまり、「一対複数」のほうが向いている、と考えています。したがって、 パニマーニエでは「一対複数」の授業形態を採用しています。
ただ、確かに、テスト前などには受講希望者が集中してしまって、十分に指導できなかったと感じることがあります。そういったときには、授業時間を延長したり、時には、無料受講日を設けたりして、対応しています。
Q.どれくらいで成果が出ますか?
A. 過去の例としては、中学生が、定期テスト前に3回の無料体験授業を受けただけで、苦手だった英語の点数が20点上がった、といったこともありました。このように、早いときは、たった数回の受講で、目に見えた成果が上がります。
解決すべき課題がはっきりしているときには、成果が出るのも早いですね。
一方、真面目に努力しているにもかかわらず、なかなか成果が出ないように見えることもあります。
でも、一見、成果が出ていないように見えても、実は、まだ花は咲かないながらも、地中深くに根を張りつつある状態なのかもしれません。
生徒は一人一人違います、家庭環境も、性格も、適性も、学力も・・・。ということは、最適な学習法も、成果が出る時期も、本当は一人一人違う、ということです。
パニマーニエでは、「あまり成果が出ていない」ように思えるケースに対しては、本人や保護者の方と面談し、相談しながら、勉強の仕方を変えてみる等の工夫をするようにしています。と同時に、生徒に過剰なプレッシャーを与えることなく、保護者の方々と共に、子供たちの成長を、少し長い目で見守っていくようにしています。
ただし、受験に関しては、悠長なことを言っていられませんので、きちんと目標を達成出来るように、少々厳しく指導することもあります。
一般論としては、「成果が出るまでには、一年かかる」と言われています。
Q. 叱られることは、ありますか?
叱るとしても、本人も、その保護者の方々も、叱られて当然だと納得する場合に限られます。また、パニマーニエは、生徒と教師の信頼関係を重視していますので、よっぽどのことがない限り、「信義にもとる行い」は 起こりえない、と言えるかもしれません。
ただ、生徒を注意することは、しょっちゅうあります。
パニマーニエの生徒のモットーは「賢く、品良く、美しく!」
したがって、言葉遣いや行儀、マナーなどには、ちょっとうるさいです 。